6月3日(土)・4日(日)に『平成29年度福山地区春季総体』が行われました。
6月3日(土)は三和野球場にて1回戦、2回戦を行いました。1回戦は三和中学校と試合を行い、結果は3-1で接戦を制しました。序盤は初回に先制を許し、攻めながらも点に結びつかず我慢の展開となりました。しかし、投手が初回以降、要所を締め、相手に得点を与えなかった結果、4回に先頭打者の3ベースヒットから同点、5回には両翼90メートルのフェンスを越える特大のホームランで逆転、さらにダメ押しの計2点を奪い、試合を決めることができました。
2回戦は済美中学校と試合を行い、8-2で勝利を収めました。この試合も相手への先制を許し、苦しい試合展開となりましたが、6回にヒットや相手のミスが重なり0死満塁のチャンスで打線がつながり、4-2と逆転した後、なおも満塁から左中間へのホームランで試合を決定付けました。
翌6月4日(日)は曙球場にて府中第一中学校と3回戦を行いました。昨日の勢いをそのままに試合前のノックから気持ちが入っていました。結果は0-8と敗戦でしたが、選手は最後の最後まで試合を諦めず戦いぬきました。
2試合続けての逆転勝利は、選手一人ひとりの最後まで決して試合を諦めない野球に取り組む姿勢と「勝ちたい」という強い気持ちが相手を上回ったものだと考えます。昨年10月の新人総体初戦敗退の悔しさを糧に、冬季にはトレーニングを積み重ね、技術の土台となる強い体が作れたこと、苦しい練習に耐えてきたことによって精神面が大きく成長したこと、また、新入部員が試合に出ている9名をベンチから大きな声で必死に応援し、サポートに徹したこと、これらの要素が重なりあってチーム全員で勝ち取ったこの勝利は大きな価値があります。
必死に目の前のことに取り組む姿は周りの人に感動を与えます。この2試合を通じて部の目標としている「周りから応援される野球部」に一歩近づけたことが何よりの喜びです。これからも愛される野球部を目指して頑張ります。応援宜しくお願い致します。