おかげさまで、優秀賞 教育委員会賞演出賞 福山地区高等学校演劇協議会賞を受賞することができました。今年度のコンクール作品では、物語の後半で「実は〇〇だった」と明かされるどんでん返し部分を、前半段階から少しずつお客さんに感じ取ってもらえるような演出を狙っていました。これは明確な台詞として台本に書いてある内容ではないので、演出上、大変な苦労がありました。部員間でいろいろな案を出し、実践してみては、「何か違う」「やり直そう」「もっと良い案はないかな」……と、相当な試行錯誤を重ねてきました。それだけに、演出賞をいただけたことが純粋に嬉しく、手ごたえを感じました。ただ、他のところでは目標としていたレベルに到達できなかったこともあり、悔し涙をうかべる部員も……。そんな複雑な心境で迎えた閉会式の様子がこちらです。
この「複雑な心境」こそ、次の活動へとつながっていきます。近県演劇コンクールの後は、リーデンローズで行われた11月の県大会の運営に携わったり、県大会の生徒講評委員会での活動を経験したり……と、充実した活動を行いました。12月には、次の公演の準備に入ります。それが福山地区演劇協議会合同公演です。合同公演とは、福山地区高等学校演劇協議会に加盟する学校の演劇部が一緒に一つの作品を創り上げる、というものです。12月の準備会で台本を選定し、1月にはプランを決定し、練習を始めました。2月は1日(土)・2日(日)に練習、3日に会場下見をしました。練習の様子がこちらです。
さて、どんなお芝居になるでしょうか。アグレッシブに取り組んでいきますので、ぜひ皆さま、ご観劇ください。今年度の合同公演は、昨年度の会場とは異なり、福山市北部市民センターで行ないますのでお間違えのないよう、ご注意ください。☆★☆★☆福山地区高等学校演劇協議会 合同公演『SISTERS シスターズ』(福田成樹作)平成26年3月23日(日)13:00開場 13:30開演福山市北部市民センター(福山市駅家町大字倉光37番地1)入場無料~演出より~この作品は愛する父を失った三姉妹のその後を描いた作品です。三人がそれぞれの挫折や苦悩を通して成長していくように、この劇を観てくださった皆様が明日を生きる活力を見出してくださいましたら一同幸せでございます。☆★☆★☆