演目は
『昭和みつぱん伝～浅草橋場二丁目物語～』（タカハシナオコ作）
昭和20年代を、明るくたくましく生きた二人の少女の物語です。

お屋敷の離れの部屋に、二人の少女がいます。

どことなく不自然な会話で話が始まりますが、
実は二人は立場を入れ替えていて……

お見合いを成功させたくない「お嬢さま」のために、
ああでもない、こうでもない、と作戦を立てているのです。

家のために生きなければ…という気持ちと、
自分自身の生き方を追求したい気持ち。

そして、自身の夢を求めて生きた兄への、反発と、思慕……

やがて戦況は悪化……
（お屋敷のカーテンを取ると、
背景に焼け野原が現れる、という大道具です）

けれど、思い出の中の二人の思い出はいつも元気な姿なんです、と
思い出を語る形で幕が下ります。

最後に、参加した部員全員でご挨拶しました。

キャストもスタッフも、それぞれが担当した役割を精一杯果たしました。
そういったところを見ていただけていれば大変嬉しく思います。

加茂中学校の生徒の皆さん、先生方、地域の方々、
貴重な場で上演させてくださり、とても良い経験になりました。
ありがとうございました!!