【キャリアプロジェクト】アーカイブ
総合学習Web講演会を実施しました(中1)
中1では毎年この時期に仕事講演会を実施していますが、
今年は国際的に活躍されている方を講師として、
総合学習の時間に「Web講演会」を実施しました!
今回講師としてWebを通して講演をしてくださったのは、
NPO法人Welgee代表理事の渡部清花さんです。
渡部さんは『日本を代表する30歳未満の30人』に
社会起業家部門で選出されたり、
2018年女性起業家アワード(フランス主催)でグランプリを
受賞されたりと、世界的にも注目され、活躍されています!
今回、渡部さんには本当にお忙しい中、中1生のために
時間を作ってくださり、熱い思いを語ってくださいました!
渡部さんは現在、東京大学大学院在学中で、
東京で暮らしながら難民支援活動をされています。
なりたい職業として目指していたわけではなく、
好奇心を持って行動した先に、新しい働き方があった--
そんな経験を語ってくださいました。
渡部さんは中高生時代から国際的な視野をもち、
大学ではトビタテJAPANの1期生として、
また、UNDP(国連開発計画)のインターンとして、
バングラデシュで活動されていました。
そんな中で、政府や国連の介入できないところで
支援を必要としている人が、海外にはもちろんですが、
日本にも大勢いることを知り、自分たちにできることはないかを
模索した結果生まれたのが、現在のWelgeeです。
昨年、日本で難民申請をした人の数はおよそ2万人。
その中で、難民であると認定された人の数は、わずか20人。
数字のギャップにみんな驚きを隠せませんでした。
not talk about refugee, but talk with refugee.
「難民について話すのではなく、難民と話す」
という言葉がとても印象的でした。
「難民」は、その人が「難しい」のではなく、その人の置かれた
環境が「難しい」と考え、あくまで友人として接する姿勢には
学ぶことがたくさんありました。
そしてさまざまな活動の根源にあるものが『好奇心』であること。
インターネットで検索しても答えの見つからない問いを、
ずっと考えて答えを模索していくこの大切さ。
出会いは必然であり、いつかどこかでつながっていくということ。
そんな色々なことを教えてくださいました。
「みなさんの今好きなことは何ですか?」
この問いから始まったこの講演会。
いつか、どこかでみなさんの将来とつながりますように。
(中1担当:Ⅰ)
中1「福祉学習発表会」(1/29(火))
中学1年生は10月に行った「手話講座」の後、
総合の時間を使って「福祉」をテーマにした
班活動での調べ学習を進めてきたのですが、
この3学期はいよいよ総まとめ!ということで、
各クラスごとに「学習発表会」を行いました!
バリアフリー、活動犬、手話・点字、ボランティア、
障害者福祉、高齢者福祉、児童福祉……
選んだテーマは様々ですが、生徒たちは内容をまとめた
模造紙をもとに、しっかりと発表をしてくれていました!
自分たちの調べた内容に加え、他班のまとめも聴く中で、
「福祉」に対する理解も更に深まったのではと思います!
中1生のみなさん、おつかれさまでした! (*´ω`*)