内海宏章さん(平成11年度卒)を紹介します
今回は内海宏章さん(平成11年度卒、特別進学コース)を紹介します!
内海さんは現在、SONYの海外駐在員としてロシアで活躍中!
写真中央でプレゼンテーションを行っているのが内海さん
ヨーロッパの言語を習得し、海外で活躍することを夢見ていた内海さんは、
本校を卒業後、東京外国語大学でロシア語を専攻、
そして大学を卒業した2005年に川崎重工業に入社し、建設機械の海外営業
(ロシアCIS・アジア・オセアニア地域担当)に従事した後、2008年12月にSONYへ転身。
本人になぜ川崎重工業からSONYに変わったのかを尋ねた所、
「海外営業も面白かったんですが、やはりもっと現地・現場にがっつり入って、
その土地で仕事をしてみたかったからですね。そうしたらSONYがちょうど
ロシアとか新興地域に興味のある人材を募集していましたので」
その後、希望が叶って2011年8月からはロシアに駐在することになり、
現在はマーケティング・マネージャーとして、業務用ディスプレイ機器の
営業活動を行っています。主な商材は企業・学校・家庭向けのプロジェクター、
映画館用のデジタルシネマシステム、
サッカー等スタジアム向けの大型映像パネルなどとのこと。
現地のスタッフたちと一緒に(真ん中の列の一番左が内海さん)
なお、ロシアに駐在しての2年間にプロジェクターの売り上げが約3倍となり、
12年度にはセールス向上に対して社内表彰(Marketing Award)を受賞と、
遠いロシアの地(時差-5時間!)でバリバリ活躍している内海さん!
最後に今後の目標を尋ねたら、
「ロシア語という専門性を活かしてしばらくロシア市場で修行を積んで、
いずれは他の地域にも赴任して様々な文化や習慣に触れ、
マーケッターとしての専門性と多様性を双方向に深めていきたいと考えています」
と、力強く答えてくれました!(*^▽^*)
今後のますますの活躍を、日本から応援していますよ!
PS
なお、せっかくなので「ロシアはどんなところですか?」と尋ねてみました!
(ちなみにこの取材はFacebookを通じてロシアの内海さんに直接行っています。
写真も実際にロシアで撮ったものを内海さんから送ってもらいました☆)
「年中寒いイメージがあると思いますが夏(5月-7月)は気温30度前後で
湿度も低く大変過ごし易いです。夜は23時頃まで明るく、街中にも緑が多いため、
公園を散歩するのがロシア人にとっては夏の大きな楽しみの一つでもあります。
でも、11月頭頃から3月末までは雪の季節で、1月-2月頃はマイナス20度以下になる
時期もあります。日照時間は最短で6時間程度まで短くなります・・・
ただしセントラルヒーティングなので家の中は年中暖かく、広島の冬より逆に
過ごし易いかも、とも思いますが。」
「大変なことはやはり英語がほとんど通じないことでしょうか。
それとこちらも有名な、市内の渋滞のひどさ。
後、モスクワと言えば東京に負けじと物価が高いことで有名です。
日本食材店も数は少ないものの一応ありますが、価格は日本の約3倍です。」
「楽しい面は、基本的に対日感情がとてもよいので仕事面でもプライベートでも
温かく接してくれます。食事もロシア料理だけでなく、中央アジアやコーカサスなど
色んなチョイスを味わえるのが魅力です。あと、夏はやはり最高だと思います。
ぜひ皆さん一度は夏のロシアを訪れていただきたいです。
まぁ暗くて長い冬も、いつか夏が来ると思えばこそ耐えられるというもので…(笑)」
ということで、みなさんもぜひ夏のロシアへ!(*^▽^*)