2014年1月16日
記念誌「我が人生の師 益田賢三先生」
柔道部OB同志会の方々がこのたび、本校柔道部の初代監督であり、
現在も最高師範をつとめる益田賢三先生のこれまでの足跡をたどった
記念誌「我が人生の師 益田賢三先生」を発刊されました。
「益田先生が柔道部の狼煙をあげられ、半世紀近くたった今、益田先生の
これまでの足跡を辿りながら、辛苦を重ねて築いてこられた歴史と伝統、そして
益田先生の指導理念や人生観等、後世にも語り継ぐべく、本書を刊行しました」
という同誌作成委員長・河野弘さん(柔道部OB同志会会長、昭和49年度卒)
の書かれた序文にあるとおり、
益田先生の幼少時のエピソードから始まり、柔道に出会い打ち込んだ学生時代、
負傷で果たせなかったものの東京五輪代表の最有力候補とされていた社会人時代、
そして本校の前身である福山電波工業高校に赴任し、一から柔道部を立ち上げての
苦闘の日々と、その柔道部を全国屈指の強豪校に育て上げた栄光の軌跡が、
益田先生ご自身の回想を中心に、当時を知る同僚やOBのみなさんの証言を加え
さらに写真や試合記録なども織り交ぜ、大変詳しく、またいきいきと綴られていました。
益田先生の人生の足跡だけでなく、本校柔道部の歴史も紐解くことができる
非常に興味深い内容の記念誌でした。ご多忙の中にも関わらず、本著を編纂された
作成委員会のみなさんのご尽力に、心から敬意を表したいと思います。
なお、本著に関しては本校にも数部寄贈いただきましたので、
生徒閲覧用として図書室にも置かせていただこうと考えています。
また本著に対してのお問い合わせは柔道部OB同志会までご連絡ください。