受賞記念オブジェをいただきました!(税の作文)

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先日このブログでも紹介した「税の作文」での表彰ですが、

http://110.50.205.163/column/2009/11/post-218.html

 

その中でも最高の賞である

県知事賞を受賞した藤田麻莉子さん(中2)に対し、

地域の方が記念オブジェを寄贈してくださいました。

 

記念オブジェ・税.JPG

 

貯金箱になっています。

ありがとうございました!(´▽`*)

 

なお、せっかくですので、今日は藤田さんの受賞作を掲載します。

さすが県知事賞だけあって、しっかりと書けていますね!(゜0 ゜*)

 

 「私たちと税」

 ニュースなどで、よく「財政」や「税」という言葉を目にします。よく考えると、お父さんやお母さんがどんな税を納めているか知らないなぁ。また、その税はどんなことに使われているのだろう?この疑問を解決するため、税について調べてみることにしました。
 まず、色々な税があることに驚きました。買い物をした時に5%の税率がかかる消費税の他にも、個人の所得にかかる所得税、酒税やたばこ税もあります。では、その様々な税は、何に利用されているのでしょうか。
 それは学校、公園、道路などの公共施設や、警察や消防、ゴミ収集などの公共サービスにかえられているのです。自分たちと関わりの深い、しかも身近なところに税が使われていたなんて……。私たちがいかに税に支えられているかを実感しました。ではもし、税がなくなったらどうなるのでしょうか?私は税を納めなくて済むのだから、いいんじゃないかと思いましたが、そうではないのです。救急車に来てもらうことやごみの収集が有料になったり、医療費をすべて自分で払わなくてはならなくなったりします。さらにおまわりさんに道を教えてもらうことさえお金がかかってしまうのです。そうすると、私たちの生活がどんどん苦しくなってしまいます。やっぱり、税は、私たちの安心で住みよい社会のためになくてはならないものだと思いました。
 税のことが少し分かり始めると、税の使い道はだれが、どんな風に決めているんだろう、という疑問がわいてきました。みんなが一生懸命働いて得たお金で税を納めているのだから、有効に使ってほしい。また、時がたつにつて、みんなが求めるサービスは、少しずつ変化していると思います。いったい、だれがどう決めているんだろう?
 私たちが納めた税は、国の一年の収入である歳入の約52%を占めています。それをどう使うかという国の予算案は内閣が作り、国会で話し合って決めます。その国会はみんなが選挙で選んだ国会議員で構成されています。つまり、みんなが納めた税の使い道は、みんなが選んだ代表の人達によって決められているのです。
 だから、税を納める人みんなが税に興味を持ち、“ただ納める”のではなく、“知って納める”ことが重要なんだと思います。そして、普段から税についての事柄に耳を傾け、税についての要望を選挙などで出していくことで、みんなにとってよりよい税になるんだと感じました。
 この学習を通して、私たちが税を納めることで安心で住みよい社会がつくられる、ということが分かりました。それから、私たちが税について関心をもつ大切さを知ることもできました。
 これからも、税を含めた社会のしくみを、積極的に学んでいきたいです。 



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