国際ボランティア講演会(7/9)
中学校2学年では、先週の総合学習の時間に
「ボランティア活動を通して~青年海外協力隊の2年間」
と題しての講演会を行いました。
講師に来てくださった木村哲也さんは建築家であり、
その経験をいかして中米のホンジュラス共和国で
2年間、家作りのボランティアに従事されていました。
現地で家を建てていくのは簡単なことではありません。
材料になるブロック一つとっても、現地の学校の校庭に集められた資材の中から、
学校の終わったこどもたちが運びます。
もちろんトラックなどは使えず、家畜のロバが頼りです。
それが一軒につき800~1000個!Σ(・ω・) しかも山の向こうまでそれを運びます。
また「ことばが通じないときよりも、気持ちが通じないときの方がつらかった」と
木村さんが語られたように、現地の人たちとの気持ちの行き違いもあり、
作業は苦難の連続でした(>_<;)
しかしそれだけに家が完成して、現地の人たちと喜びを共にした時は
やはりとても嬉しかったそうです(*^▽^*)
最後に木村さんはマザーテレサの「愛の反対は無関心である」という言葉をとりあげ、
「ボランティアや国際協力を難しいと思わず、まずは身近なことから始めて欲しい」
というメッセージを残してくださいました。
木村さんは現在、東広島市で建築設計事務所を開いていらっしゃいます。
お忙しい中にも関わらず、貴重なお話をしていただき、ありがとうございました!
なお、中2では今回の講演会を受け、
道徳の時間には世界の難民問題などを扱いました。
国際貢献に対する理解が深まった1週間だったと思います。
もしかしたらみなさんの中にも将来、木村さんのように海外で活躍する日本人たちが
たくさん生まれてくるかもしれませんね!(´▽`*)
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