【中高一貫コース】アーカイブ

2021年3月24日

山本亮太さん(平成28年度卒)を紹介します!

今回紹介するのは山本亮太さん(平成28年度卒)!

OByamamoto (1).jpg山本さんは中高一貫の18期生として本校を卒業した後は、

一年の浪人生活を経て東海大学の理学部数学科

進学されたのですが(現在、大学三年生)、


そこで高校時代から続けている陸上競技部に所属する

と共に、学生トレーナーとしても活躍されています!

OByamamoto (6).jpgまだ現役の大学生ですが、非常に興味深い活動をされて

いますので、今回出演していただくことにしました!

内容的にも在校生の皆さんにぜひ読んで欲しいですね☆


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①今の進路を選んだ理由を教えてください。


私は現在、東海大学理学部数学科に在籍し、東海大学湘南校舎体育会陸上競技部に所属しています。本来の第一志望は医学部医学科でしたが、一浪の末断念しました。幼少のころから医者になることが夢であっただけに、かなり落ち込んでいたことを今でも鮮明に覚えています。ですが、高校時代の恩師であった陸上競技部顧問の先生と医学部の試験後お話しする機会があり、相談後に「大学で再度陸上競技にチャレンジし、世界に挑戦すること」を決意しました。そのために関東の有名強豪校を受験し、東海大学に決めました。

また、数学科を選んだのは、高校時代に岡潔先生著の『春晋十話』を読んだことがきっかけです。私が知る高校数学にはない本当の数学が情緒良く描かれていて、深く心に残りました。そこから岡先生が解いた三大問題と多変数複素関数論について研究したいと思い、数学科に決めました。 


②今大学で取り組んでいることの内容を教えてください。

正直なところたくさんのことに取り組ませていただいているので、「何かをした」という形で明確には言えません。ですので、その「一部」としてご紹介させていただきます。

陸上競技では、トレーナーブロックチーフ兼ヘッドトレーナーとして陸上競技部全体のメディカルサポートをさせていただいています。メディカルサポートとは、大まかに選手のコンディショニングの調整や、傷害予防・応急処置・選手の復帰プログラムの作成などのことです。私が担当させていただく選手は、基本的に重症者の方が多いのですが、世界代表や日本記録に挑戦する選手、箱根ランナーなど多岐に渡って担当させていただいています。

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東海大・井本佳伸選手(世界リレー、世界陸上代表選手)
世界陸上前の調整合宿にて(掲載許可済み)

 
また、個人的な活動として、多くの選手のニーズに応えるためにも、NPO法人MeSSHの会員として最新のスポーツ医学の動向を現場の医師やPT(理学療法士)・AT(アスレティックトレーナー)の方々と勉強させていただいています。

他には早稲田大学スポーツ科学研究所・国立スポーツ科学センターにもお邪魔させていただき、最新のスポーツ医学研究の現場に参加しています。主に私は、アキレス腱・ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)・股関節がもたらすランニング障害の影響について調べています。このような研究的視点から、複雑な要因によって引き起こされる傷害の治療法の確立のため、単身でアメリカに渡り、約数か月の研修を経て、IASTMツールと呼ばれる治療機器の資格を取得して帰国しました。この後、国内の医療機器メーカーと契約し、大学に超音波機器の導入なども行いました。

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数学科での取り組みでは、兼ねてから興味のあった多変数複素関数論の理解に向けて、解析関数空間論の専門研究に取り組んでいます。中でもHardy spaceに関心を持っており、Dirichlet Programのような境界値問題に挑戦しています。まだまだ数学を論証するレベルには到達出来ていないので、しっかりと学部での勉強を深めています。


 ③やりがいや今後の目標などを教えてください

まず一つに、「日本一を決める舞台」「世界で戦うこと」に関われることが一番のやりがいです。また、まだまだ人体には謎が多く、選手によって外傷の反応は異なります。そういったことを考察し、実践にいかすことにも魅力を感じています。「学問としての面白さ」や「勝負の世界」というひりひりとした臨場感は、日々の生活では味わうことが出来ません。またアスリートによってそれぞれの哲学があり、それを共有し、自分たちの存在の価値を作り上げるという作業は、非常に価値のある時間に思えます。 

私の専門なら数学ですが、学問という枠組みにおいても同様のことがいえるのではないでしょうか。

私の目標は、東京オリンピックやパリオリンピックに選手を無事に送り届けることです。そこから、新型コロナウイルスで疲弊した社会にスポーツで希望を与えていければと思っています。

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東海大・飯澤千翔選手(1500mU-20歴代2位、東海大記録歴代一位、
第88回日本インカレ•第98回関東インカレ優勝)(掲載許可済み)


 

④後輩達に何かメッセージをお願いします。

学校では勉強やスポーツ・人付き合いなどで、周りと比較され、評価をされているような気分になる人も多くいるのではないでしょうか。

私は出来ないことは出来ないものだと思っています。だからこそのチームであり社会だと思います。100mを9秒で走ること、全国模試で一番を取るとかは、得意な人たちに任せていいのではないでしょうか。その代わりに、その人たちが出来ないことをすればいいのです。

例えば、私の見ている選手で字を読むことが苦手な選手がいます(ちなみに、漫画もしんどいらしいです)。

でも、私は読むことが出来るので、文や医師からの指示を分かりやすく伝えたりもしています。これだけで彼は私のことを尊敬しているらしいです。

彼は陸上競技に全てのスキルポイントを全振りしているので、それ以外は人並みに達していません。私が会ってきたトップの人間は、だいたいどこかが大きく抜けている人ばかりです。だから、安心して下さい。おそらく、陸上競技以外は君たちが上です。

どうしても他人の評価が気になる人たちへ。誰もやっていないことは誰も評価できないので、少し結果を出しただけで物凄い評価になりますよ!

失敗を許されないのは、AIとロボットだけです。人間である我々は、もちろん失敗しないようにはしながらも、でも失敗を怖れることなく、挑戦していきましょう。


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山本さん、貴重な体験談ありがとうございました!

今回のインタビュー内容も沖縄での代表合宿でお忙しい中、

寄稿してくださいました。重ねてお礼申しあげます。


最後に山本さんが「高校時代の思い出」として語ってくれた

内容を紹介します。語られているのは陸上との出会いですが、

それに限らず、この4月から何か新しいことに挑戦したい、

自分を変えたいと思っている人には刺激になると思いますよ☆

中学時代かなり自分に対してコンプレックスを持っていました。自分に何ができるのか社会に必要とされているのかなど悩んでいました。 そのような影響から、高校に進学してとにかく自分が本気で何かに取り組む環境を探し、陸上部に入部したのを覚えています。そこから、日々ハードな練習が続き苦しいことも多々ありましたが、本気で取り組める環境に充実感があり、今でも良い時間だったと思っています」


自分の弱さに負けず、本気で「何か」に打ち込んだことが、

今の自分につながっている--

山本さんの場合はそれが「陸上」ですが、この記事を読んだ

皆さんにも自分なりの「何か」が見つかるといいですね。

 

末筆になりましたが、山本さんの今後の更なるご活躍を

母校として心から応援しています!(^^)/

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日本ハムファイターズの栗山監督との2ショット(掲載許可済み)


2021年2月 3日

坂上博俊さん(平成23年度卒)を紹介します!

今回紹介するのは坂上博俊さん(平成23年度卒)!

坂上さんは中高一貫コースの三期生として本校を卒業した後は、

近畿大学の理工学部に進学されたのですが、在学中に「起業」し、

現在はプラクス株式会社の代表取締役を務めていらっしゃいます!

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「起業」に興味がある人はもちろん、参考になるお話がたくさんなので

ぜひ在校生や大学生の皆さんに読んで欲しいと思います!(^^)/


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①本校を卒業してから今の仕事につくまでの経緯を教えてください。

 まず私は大学に進学しました。運が良かったことに附属校推薦で近畿大学の特待生(原則4年間授業料免除)枠をいただけることになり、その際、学科を選ぶことができたので、将来的に医療(を含むすべての分野)に関われそうで個人的に興味もあった情報学に決めました。

 そして大学では上記にもある「原則」4年間授業料免除を守るために成績重視で考えていました。一定の成績を維持するという条件なのですが、これが結果的に良かったと思います。その理由として、東大阪キャンパスともなると必然的に下宿生活となり自由度が跳ね上がります。ゆえに朝までゲームしても怒られません。ですので、成績の維持という制約は本当に有難かったです。

 そしてある程度講義が進むとその分野が分かるようになります。そうなると授業が楽しくなります。そこまでくれば進んで大学に行くようになるので、あとは学べるだけ学ぶだけです。最終的には141単位とりました(卒業に必要な単位数は124単位)。他にも近畿大学では課外講座として学外から講師を招いて学内で勉強できる「基本情報技術者試験対策講座」や「日商簿記検定対策講座」などがあり、それで日商簿記3級も取得しました。

 その大学生活のなかで、すごく尊敬できる先生と出会います。その先生は「どうせ書くなら人を幸せにするコード(プログラム)を書きたいよね」と自身の研究だけでなく、学内外を問わず依頼のあった開発も引き受け、また、学生に対しても真摯に接する先生で、「この先生についていきたい」と思いました。特待生維持のために成績はある程度あったので、研究室は希望通りその先生のところに決まりました。

 そしてこの先生の研究室で「家系図描画ツール」に出会います。このツールは同じ近畿大学の生命科学科から依頼を受け開発されたもので、遺伝的に医療情報を管理できるツールです。そして、私は「このツールを世の中に広めることが医療への恩返しになる。これこそが私の成すべきことだ!」と天啓を得ます。
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  ……とはいえ起業なんてしたことはなかったので、どうしていいかわかりませんでした。そこで、先生から「起業するのだったらビジネスコンペ出よう」とアドバイスいただいたので、直近にあった「キャンパスベンチャーグランプリ大阪」に出ることに決め、3日間研究室にこもって初めての事業計画書なるものを作成しました。結果はコンテンツが良かったこともあり、技術部門で上から2番目の優秀賞を受賞しました。

 そして社会人経験と技術力向上、および資本金の獲得を目指し「東大阪モノづくり専攻」への進学を決めます。この専攻は近畿大学のある東大阪周辺の企業の研究室で研究し、社会人としての経験や技術力、給与と修士学位までいただけるめちゃくちゃお得なものです。そこでもまた素晴らしい社長と出会うのですが、このすべてを書くとこの記事が終わらないので、またの機会にさせていただきます。そして、この在学中に起業し今に至ります。

※近畿大学の東大阪モノづくり専攻についてはこちら
https://www.kindai.ac.jp/science-engineering/department/graduate/innovative-engineering/

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最初に事務所を構えた八尾市インキュベートルーム


 最後に話はそれますが、もう一つ今につながる近大福山在学中の体験がありまして、私は放送部部長をやらせていただきました。決して大きな部ではなかったとはいえ組織を運営する経験は、今の経営者という選択をする良い要因であったと思います。

②今の仕事の内容を教えてください。

 私はプラクス株式会社というシステム開発をする大学発ベンチャー企業を立ち上げ、経営をしております。

 事業内容は「医療情報を未来に繋ぎ、生かす」というミッションのもと、家系図上に医療情報を記録する「医療用家系図システムGenieDraw(ジニードロー)」を世の中に普及させることで、これからの遺伝医療のための情報プラットフォームを構築することです。

 現在の目標は「日本人を一つの医療用家系図で繋ぐ」ことです。例えば「うちはがんの家系」とか「糖尿病の家系」とかよく言いますが、本当にそうなのでしょうか。またそうだとしてそれを普段の検診で考慮していますでしょうか。がん以外にも遺伝するとされている体質や病気は多くあります。まだはっきりと研究結果の出ていないものに対してもデータを集めたり、解析したりする研究協力をすることで、皆様自身はもちろん、のちの子孫にわたって相続・活用できる医療情報の基礎作りを目指しております。

 業務内容という意味では、細かなコード修正や営業、経理、資金調達、協力者との連絡、書類等の作成、経営判断のための調査などを行っております。創業時は開発も自分でやっていたのですが、今では優秀なエンジニアが協力してくれているので、主な開発は任せております。

③今の仕事のやりがいや今後の目標などを教えてください。

 私は生まれつき左耳が耳たぶしかない「小耳症」でした。それを3度の手術(あばら骨を取り出し耳の形を作り、穴を開け人工鼓膜を入れ、耳輪を持ち上げる)で少しですが聴力を得ることができました。そのため、医療に恩返しがしたいと考えておりました。また、大学からも特待生で4年間(約500万円相当)の支援をいただいていたので、何か恩返しできることはないかとも考えておりました。

 そんな中での大学の特許(研究成果)を用いた医療関連製品で事業を起こすことができたので、この事業で医療分野への貢献はもちろん、大学の教えである「実学(社会に役立つ研究)」を研究成果の社会還元によって実現し、いずれは得た利益から大学へ還元することでさらなる研究を行い、その成果をまた事業化し社会に役立てるという良い産学循環を構築するのが使命だと感じております。特に日本は「技術力はあれども研究力で諸外国に遅れている」現状もありますので、なおさら頑張ろうと思っております。
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現在の戸建て一階ぶちぬき事務所


④後輩達に何かメッセージをお願いします。

 皆さんにアドバイスというほど経験を積んでいるわけでもないので、個人的にオススメしたいことをいくつか共有させてもらいます。

 1つ目としましてはいろんなことに興味を持つことです。なぜ1+1が2なのか。なぜお湯を温かく感じるのか。なぜ薬で病気が治るのか。なぜテレビが映るのか。なぜ人は争うのか。小学生みたいと思われるかもしれませんが、それぞれが立派な学問であり、これから皆さんが修めようとする大学の勉強です。役に立たない勉強なんてありません。

 また、誰しも必ず何かしらに惹かれる学問があるはずです。とりあえず進学というのも今の世の中仕方ないのかもしれませんが、できれば進学までにやりたいこと見つけていただき、興味を持ってその学部学科に進学されることをお勧めいたします。授業を担当してくれている先生はもちろんOB/OGの先輩方もかわいい後輩たちの訪問を待っております。気になる業界や職業があれば先生や同窓会にお声がけください。必ずや力になってくれます。

 2つ目はあまり自分を追い詰めないことです。初めての人生ですので失敗はだれにでもあります。反省(原因の特定と二度と失敗しないための対応策の策定)はしても後悔(気持ちだけ引きずること)はするべきではありません。とはいえ失敗はしないに越したことはないので、そのための秘策として、何か大きな決断をするときは、朝、日光を浴びながら行ったほうが良い結果になることが多いということを覚えておいてください。夜中は肉体的にも精神的にも正常な判断ができにくいようです。今日の夜も明日の朝も締め切り的には変わらないことが多いので、できる限り朝考えてください。そして夜は早く寝てください。

 3つ目に、私の尊敬する先生の言葉に「ここまでと思ったらそこまで」というものがあります。私自身の言葉でないので恐縮ですが、この言葉のとおり自分で限界を決めてしまわないでください。人間というのは思いこむ生き物です。自分で決めた限界を自分が超えることはまずありません。ただ、限界を決めなかった先輩たちの挑戦のおかげで、車は空を飛び、テレビは4ミリの厚さで4Kになり、スマホが畳めたり伸びたりする時代がもうそこまで来ております。ブラウン管テレビやガラパゴス携帯を使ってきた私からはすでに信じられないような世界ですが、これから想像もできなかったさらなる技術が出てくるでしょうし、皆さんがそれを発明するかもしれません。

 私も世のため人のため、私自身のために挑戦を続けます。そしていつか皆さんと共に世界を変える挑戦ができることを心待ちにしております。
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大学時代の誕生会、友人たちに囲まれて(掲載許可は取っています)



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坂上さん、お忙しい中ありがとうございました!m(_ _)m

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「自分が学んできたことで世の中に貢献したい」
という坂上さんの熱い想いがヒシヒシと伝わってきました!

なお、坂上さんが起業された「プラクス株式会社」の「プラクス」とは、「Practical Science」(=実学)から取られたそうで、ここからも「研究成果を社会に還元する」「世の中の役に立つ研究をする」という、坂上さんの確固としたポリシーを感じますね☆

プラクス株式会社のHP:https://pracs.co.jp/

近大福山は坂上さんの今後の更なるご活躍を心から応援しています!
「世界を変える」べく、これからも果敢に挑戦を続けてくださいね!
2020年9月 8日

柴田和弥さん(平成24年度卒)が9/10(木)の『アウト×デラックス』に出演します!

卒業生(H24年度卒・中高一貫)の柴田和弥さん
9/10(木)の23:00~23:40に放映される
『アウト×デラックス』(フジテレビ)に出演します!
(なお、「カズヤシバタ」名義でのリモート出演とのこと)

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柴田さんは卒業後、近畿大学理工学部電子工学科
エレクトロニクス・情報通信コースに進学、
現在は大阪でメカエンジニアとして働きながら、
同時に大変ユニークな発明品を生み出す
異色の「発明家」として活躍されています!

ということで、柴田さんにインタビューしてみました!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

①自己紹介をお願いします。

なぜか何処の企業も作らない“とても役に立つ?”発明品を作る人。
大阪でメカエンジニアとして働きながら週末に少しづつ作品を作り、
年に2度ほどSNSで発表しています。
作品は極端に複雑な分壊れやすいのが難点。
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2016年発表の「機械の手」


②代表作品を教えてください!

何でもゴージャスに登場させることができる箱、
ゴージャス登場箱「デルモンテ」です。

まるでSF映画や特撮のようにどんなに映えない物でも
無理やりゴージャスに登場させることができます。

(筆者注:いやこれ↑すごく面白いので必見です!(笑))

その他の作品については私のホームページをご覧ください。

③今後の抱負や目標を教えてください。

今後はもっと多くの人を巻き込んで規模の大きいことがしたいです。
もっとメカを複雑にしたいし、多くの人の目を釘付けにしたい。
目立ちたいわけではないのですが、
非日常を皆と一緒に感じたいとは思っています。

④後輩の皆さんにメッセージをお願いします!

私は勉強もスポーツも全くできなかったのですが、
機械いじりだけは3度の食事より好きでした。
学生時代は全く何に役に立つかわからず(今でも分かっていませんが)、
一つ言えるのは、周りに影響を与える手段となったということです。
他人に何か言われたくらいで諦めないような
純粋に好きな物を是非持ってもらいたい
と思います。
それがスポーツでもゲームでも学問でも何でも良いと思います。
とにかく純粋に・真摯に好きを追い求めてください

そういわれても...って人は、まず手ぶらで散歩に出てみましょう。
いつもと違った景色が見え、新しい発見があるはずです。
何かいつもと違う事・何か周りと違うことには
その人にしか無い価値を見出すきっかけが沢山あって、
そのきっかけはこうして人為的に作り出すことができます。
ぜひ試してみてください。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

柴田さん、ありがとうございました!゚+.(・∀・)゚+.゚

HPで拝見した発明品の数々もとても面白かったですが、
(ちなみに本校在籍時は科学部の部長でした)
最後の「後輩へのメッセージ」がすっごくいいですね!

柴田さんにとってのそれは「物作り」「機械いじり」でしたが
他のどんな分野であろうと
「他人に何か言われたくらいで諦めないような
純粋に好きな物」
を持てるというのは、とても素敵なことだと思いますよ☆

最後になりましたが、今後の柴田さんの更なるご活躍を
心から応援しています! (´▽`*)
あっと驚くようなユニークな発明品の数々をこれからも
どんどん生みだしていってくださいね☆
OBsibatasan (2).jpg
ちなみにこれも代表作「光るメガネ」(笑)


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