総合学習で「福祉」を勉強中です(中1)

|

総合学習デー(10/9(金))での貴重な体験をいかし、

http://110.50.205.163/column/2009/10/post-198.html

 

中1では現在、「総合」の時間を用いて

「福祉」をテーマにした学習を展開中です(`・ω・´)

 

今回は「アイマスク」体験に引き続き、

目の不自由な人の日常を体験してみました。

 

まずは目隠しをして班活動の席をつくるところからスタートです。

その後は目を隠したまま席移動をしてみたりもしました。

いつもならあっという間にできることが、

手探りであちこちにぶつかりぶつかりと大変です(;´_`;)

 

DSCF1536.JPG

 

次に目が不自由な方たちのためにされている

さまざまな工夫について学習しました。

 

たとえばアルコール類の缶のふたのところには、

点字で「おさけ」と書いてあるというのは

生徒たちには驚きの発見でした(゚0 ゚*)

(なお、班につき各1缶用意されたビールの空き缶は、

 先生方のこの学習に向けての努力のたまものです(笑))

 

 

DSCF1539.JPG

 

他にもシャンプーの容器には目印がついていて、

それはある一人の消費者からのメーカーへの投書がきっかけとなり

日本で開発されたというエピソードには、

「そうなんだ!Σ(・ω・)」

と驚きの声があがっていました。

  

さて、次は「点字」の学習です。

ですが、さすがにいきなり「点字」は難しいので(^_^;)

今日は疑似体験ということで、

「ぷくぷくペン」(文字がぷくぷく浮き上がります!)で書かれた文字を

目隠しして読み取ろう!ということに。

 

DSCF1535.JPGDSCF1540.JPG

 

指で読み取った文字を手元の紙に書き取らせる……

言うのは簡単ですが、生徒たちは「なんだこれー??」と悪戦苦闘。

 

DSCF1543.JPG

 

こんな単純なマークでさえ読み取るのは大変なのに、

「点字」を全部覚えて指だけで読み取っているなんて……

と、みんな改めて目の不自由な人たちの暮らしの大変さを

感じてくれていたようです。

そして同時に点字を読みこなせるなんてスゴい!(゚0 ゚*)

という感嘆の声もあがっていました。

  

学習のまとめには、あるアメリカ帰りの全盲の方の新聞投書を取り上げました。

その方は、自動販売機で冷たい飲み物と温かい飲み物の区別ができず

困ってしまったという体験談をもとにして、

アメリカで生活していた時のように、

日本でも「お手伝いしましょうか?」と気軽に声をかけてくれる人が増えて欲しい

と願っていました。

 

点字をはじめ目に見えない方のため工夫はいろいろあるけれど、

最後は困った人を思いやれる心が大切だということを

生徒たちは学んでくれたと思います。

 

いろいろ体験しつつ学べて、充実した1時間でした(´▽`*)

 



アーカイブ

  • rss1.0
  • rss2