【中学校一学年】アーカイブ

2009年10月23日

「あいさつ」って素晴らしい☆

近大福山の朝は、今日も「あいさつ運動」の生徒達の

「おはようございまーす(´▽`*)」 

 の声で始まります。

 

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朝のあいさつはもちろん、人とかわす爽やかなあいさつは、

その日の気分を左右すると言っても言い過ぎではないぐらいの

力を持っていますよね。 

 

先日の中1の「道徳」の時間では、

そんな「あいさつ」の力を体験すべく、

「3タイプのこんにちは」というエンカウンターの授業を行いました。

 

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生徒達は班に分かれてくじをひき、

A「笑顔であいさつ」B「目をそらしてボソッとあいさつ」C「ニヤニヤしながら『ちゃーす』」

という3タイプのあいさつのどれかを相手に行います。

また受ける側も、

A「笑顔で返す」B「目をそらしてボソッと返す」C「顔をそむけて返さない」

の3タイプのどれかで応じる…というルールです。

 

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担任・副担任による実演です。

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 実際にためしてみました! 3×3の9タイプの組み合わせがあります。

  

3×3の9タイプの組み合わせがありますが、

やはり気持ちの良いのは「笑顔×笑顔」 (〃∇〃)

逆に「無視」されるのは嫌な気分がする、

ということを体験として学ぶことができたようです。 

 

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笑顔が一番ですよね☆

 

やはり印象に残ったのか、翌日の「生活の記録」には、

この授業の感想を書いてきた生徒が何人もいました。

  

「今日の道徳の時間にいろんなパターンのあいさつをやってみて、

通りすがりの人には無視をしたり、ふざけてあいさつしたりせずに

きちんと笑顔であいさつしようと思いました」

   

「今日、道徳の時間にあいさつを、される側とする側に分かれてしました。

あいさつをして無視されたらイヤだったから、

あいさつをされたらちゃんと笑顔であいさつを返そうと思いました。

あいさつされるのを待つのではなくて、自分から進んであいさつをしようと思いました」

  

「今日あいさつの授業をしました。ここで勉強した『気持ちよいあいさつをする』を

目標に、地域の人に向かって先に大きな声ではっきりと笑顔で『こんにちは』と

言いました。すると相手もやさしく返してくれました。

僕はとても気持ちよかったです。これからももっと頑張りたいです」

  

とはいえ、実際は中学生のころは恥ずかしさもあってか、

高校生に比べるとなかなか「あいさつ」ができなかったりもします。

でも、今できないという人も、

笑顔で交わすあいさつの気持ちよさを知っていれば、

成長していく中で必ず自分からできるようになっていけるハズ。 

  

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今週は中1の生活自治委員が「あいさつ運動」の当番です。

授業で学んだことをいかして、気持ちの良いあいさつの良さを伝えていけるよう

しっかりがんばってくださいね!(´ω`)

   

2009年10月17日

総合学習で「福祉」を勉強中です(中1)

総合学習デー(10/9(金))での貴重な体験をいかし、

http://110.50.205.163/column/2009/10/post-198.html

 

中1では現在、「総合」の時間を用いて

「福祉」をテーマにした学習を展開中です(`・ω・´)

 

今回は「アイマスク」体験に引き続き、

目の不自由な人の日常を体験してみました。

 

まずは目隠しをして班活動の席をつくるところからスタートです。

その後は目を隠したまま席移動をしてみたりもしました。

いつもならあっという間にできることが、

手探りであちこちにぶつかりぶつかりと大変です(;´_`;)

 

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次に目が不自由な方たちのためにされている

さまざまな工夫について学習しました。

 

たとえばアルコール類の缶のふたのところには、

点字で「おさけ」と書いてあるというのは

生徒たちには驚きの発見でした(゚0 ゚*)

(なお、班につき各1缶用意されたビールの空き缶は、

 先生方のこの学習に向けての努力のたまものです(笑))

 

 

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他にもシャンプーの容器には目印がついていて、

それはある一人の消費者からのメーカーへの投書がきっかけとなり

日本で開発されたというエピソードには、

「そうなんだ!Σ(・ω・)」

と驚きの声があがっていました。

  

さて、次は「点字」の学習です。

ですが、さすがにいきなり「点字」は難しいので(^_^;)

今日は疑似体験ということで、

「ぷくぷくペン」(文字がぷくぷく浮き上がります!)で書かれた文字を

目隠しして読み取ろう!ということに。

 

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指で読み取った文字を手元の紙に書き取らせる……

言うのは簡単ですが、生徒たちは「なんだこれー??」と悪戦苦闘。

 

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こんな単純なマークでさえ読み取るのは大変なのに、

「点字」を全部覚えて指だけで読み取っているなんて……

と、みんな改めて目の不自由な人たちの暮らしの大変さを

感じてくれていたようです。

そして同時に点字を読みこなせるなんてスゴい!(゚0 ゚*)

という感嘆の声もあがっていました。

  

学習のまとめには、あるアメリカ帰りの全盲の方の新聞投書を取り上げました。

その方は、自動販売機で冷たい飲み物と温かい飲み物の区別ができず

困ってしまったという体験談をもとにして、

アメリカで生活していた時のように、

日本でも「お手伝いしましょうか?」と気軽に声をかけてくれる人が増えて欲しい

と願っていました。

 

点字をはじめ目に見えない方のため工夫はいろいろあるけれど、

最後は困った人を思いやれる心が大切だということを

生徒たちは学んでくれたと思います。

 

いろいろ体験しつつ学べて、充実した1時間でした(´▽`*)

 

2009年10月 9日

中1福祉体験学習(10/9)

中1・2は他の学年より一日早く中間考査を終え、

今日は「総合学習デー」!

まずは中1の福祉体験学習の様子をレポートします(^_^)

 

中1生は体操服に着替えて多目的室に集合!

 

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まずは福山市社会福祉協議会の方からの

「車イスの方の生活」に関する講義を受けた後は、

 

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福山あゆみ会の方々のご指導のもと、

「アイマスク体験」と「車いす体験」の二つを行いました。

 

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普段は普通に生活している校舎の中が

アイマスクをして視力を失うととたんに別世界に変わります(><)

 

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2人1組で1人がアイマスク、もう1人が介助を担当したのですが、

コースをぐるりと一周して帰ってきた生徒たちは

アイマスクを外した瞬間、

「怖かったー(T_T)」

と口々に叫んでいました。

  

またグランドで行った「車イス体験」の方も、

平たい道でさえ、車イスを押すのは一苦労でした。

 

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まして、ぬかるんだ場所や坂道などは大変です(>_<;) 

 

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今日の体験学習を通じて、身障者の方々の苦労を知るとともに、

身障者の方と共生していくために必要な知識や技能を学ぶことができました。

 

福山市社会福祉協議会ならびに福山あゆみ会のみなさん、

今日は本当にありがとうございました!

   

なお、中1は今回の体験をもとに、総合学習の時間を通じて、

さらに「福祉」というテーマについての学習を深めていく予定です☆   

 



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